浦安音楽ホール

J:COM浦安音楽ホールは、生音の響きを重視し、クラシックを中心とした
音楽を楽しむことができる本格的なコンサートホールです。

オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ役

            キャストインタビュー 第6弾 グリエルモ役

               8/26(土)公演 グリエルモ役 菅原洋平

                            

ーーーーーー簡単に自己紹介してください。座右の銘、好きなこと、好きなもの、自慢できること、苦手なこと、声楽を目指したきっかけ、オペラ歌手になってよかったこと、逆に苦労していること、どんなオペラ歌手になりたい、等々自由にお願いします。

菅原:バリトンの菅原洋平です。仙台出身で、趣味は動物の動画鑑賞です。かわいいものが好きで、しばんばんという柴犬のキャラクターの大ファンで、グッズやぬいぐるみが大量にあります。

ーーーーーー今回オーディションに応募した動機や理由をお聞かせください。

菅原:今回オーディションに参加したのは、昨年、二期会研修所の助演をいたしまして、宮本益光先生クラスでした。鵜木先生(大学3年生の頃に、授業で習って以来でした!)、望月哲也さん、針生美智子さん…MSJのメンバーが講師としてご指導されているクラスで歌っておりまして…このお話を知り、ぜひ!と思ったからです。また、しっかりとグリエルモを勉強したい気持ちもあり、応募しました。この公演で、僕らは「若い歌手たち」と謳われているように、若い今だからこそ、真剣に向き合い、たくさん吸収し、今後一生のレパートリーにしたいと考えています。

ーーーーーーあなたが演じるグリエルモという役についてどのようにお感じになりますか。共感が持てる、わかる気がする、自分とは正反対、持ち役としてずっと歌っていきたい、等々自由にお願いします。

菅原:グリエルモを最初に演奏したのは、大学3年生の初めてのオペラの授業です。ドラベッラを誘惑するデュエットでは、そういった演技に慣れず、すごく下手で、キスシーンも不自然な体勢でした(笑)今ではそんな演技にも少しは慣れてきたのではないかなぁと思っております。が、しかし、今回は宮本益光先生のパワーで、もっとハンサムな所作で、誘惑上手になれる気がしています…今から楽しみです!グリエルモのアリアは節目で演奏してきた、大切な役です。長く歌い続けていきたいです。

ーーーーーー今回の舞台への意気込み、抱負をお聞かせください。

菅原:今回のキャストを知った時に、以前から、いつかご一緒したいなぁと思っていた素晴らしいメンバーに、とても嬉しくなりました。(もう30歳ですが…)若者がここまでできるんだぞ!と、皆さまをびっくりさせるような歌と演技をお届けしたいです。天才モーツァルトの素晴らしい作品を、さらに面白くできるように、全力を尽くします!

ーーーーーー最後に、宮本益光さんについてひと言お願いします。

菅原:桐朋学園出身の僕ですが、宮本益光先生が着任される年に大学院を修了してしまったので、残念ながら入れ違いでした。しかし、二期会研修所コンサートの時に声をかけていただき、初めてお話ししました。アドバイスや激励をいただいたこと、今でも覚えています。「ハンサム四兄弟」はバリトン歌手の憧れでして…僕もオマージュして「イケメン五兄弟」なんてどうだろうかと、密かに妄想していました(笑)こうして、MSJでご一緒できること、心より楽しみにしております!僕も、ハンサムオーラを磨けるようビシバシご指導ください!!

 

              8/27(日)公演 グリエルモ役 亀山泰地

 

ーーーーーー今回オーディションに応募した動機や理由をお聞かせください。

亀山:尊敬する先生方からご指導いただける上に、憧れのMSJの舞台に立つことができる…この機会は絶対に逃してはいけないと思い応募しました。小学生の頃に吹奏楽部でクラリネットを始め、ずっとオーケストラ奏者を目指していましたが、気づけばオペラの世界に魅了されていました。聴いてくださる方の琴線に触れるような歌が歌えるよう、日々精進していきたいと思います。

ーーーーーーあなたが演じるグリエルモという役についてどのようにお感じになりますか。共感が持てる、わかる気がする、自分とは正反対、持ち役としてずっと歌っていきたい、等々自由にお願いします。

亀山:グリエルモはいつか演じてみたいと思っていた特別な役です。学生の頃コジ・ファン・トゥッテの公演にオーケストラのメンバーで参加する機会がありましたが、その時自分も舞台の上でグリエルモを演じてみたいと強く思ったことを覚えています。まさか当時は実現する日がくるとは思いませんでしたが…この先もできればずっと歌い続けたいです。

ーーーーーー今回の舞台への意気込み、抱負をお聞かせください。

亀山:憧れの舞台に立てることの喜びと緊張で、今から胸がドキドキワクワクしています。観にきてくださった方々とモーツァルトの素晴らしい音楽を共有できるように、全力で演じきりたいと思います。

ーーーーーー最後に、宮本益光さんについてひと言お願いします。

亀山:歌の世界の事を何も知らなかった自分に、たくさんの貴重な経験をさせてくださった宮本先生には本当に感謝してもしきれません。先生は音楽家としての生き方が本当にかっこよく、ずっと憧れの存在です。