浦安音楽ホール

J:COM浦安音楽ホールは、生音の響きを重視し、クラシックを中心とした
音楽を楽しむことができる本格的なコンサートホールです。

オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』ピア二スト

   キャストリレーインテビュー    第8弾‼ ピアニスト

 

                ピアニスト 高田恵子 26日公演

 

 

ーーーーーー自己紹介をお願いします。

髙田:浦安市の入船西エステートで育ちました。浦安音楽ホールの建つ場所は、西エステートの目の前ですが、私が子供の頃は原っぱでした。オタマジャクシをとりに行ったのは、もう何十年前の事でしょう… 故郷に素敵なホールが出来て、演奏する機会を頂けた事、本当に嬉しく思っています。

ーーーーーーピアニストとしてのオペラとの出会いやこれからの思いをお聞かせ下さい。

髙田:初めてオペラのピアノを弾いた時は、訳も分からず苦労ばかりでした。でもそこから色々な出会いがありました。今なら、辛かった事も楽しかった事も全ては自分の音楽人生であり、幸せだったと思えます。

ーーーーーーピアニストとして、オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』についてどのような思いがありますか。浦安音楽ホールへお越しのお客様に一言お願い致します。

髙田:浦安の皆様にMSJのまた新たな公演をご覧頂けましたらとても嬉しいです。もちろん浦安以外の方にも! 楽しくキラキラした舞台になるよう張り切ります。

ーーーーーー宮本益光さんについて一言お願いします。
高田:ひと言ではとても言い表せませんが、、いつでも憧れであり、尊敬してやみません。

 

 

 ピアニスト 山口佳代 27日公演

ーーーーーーピアニストとしてのオペラとの出会いや、これからの思いををお聞かせ下さい。

山口:初めてオペラを観たのは小学生の頃、東京文化会館で「椿姫」。キャストは東敦子さん、五十嵐喜芳さんなど、キラキラと輝く空間だった事が強く印象に残ってます。当時楽しいお稽古ごとだったピアノ、将来自分がまさかオペラを弾くとは想像も出来なかった頃です。オーケストラピットで一緒に演奏すると、それぞれの奏者の息遣いや身体のリズムなどが一つの大きな波の様に感じられました。弦、管、打の音色などイメージしながら、歌手と一体の波動を起こせたら嬉しいです。

ピアニストとして、オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』についてどのような思いがありますか。
また、浦安音楽ホールにお越しのお客様に一言お願い致します。

山口:Cosiは私にとって本当にエポックな作品です。初めて一本の公演スタッフとして参加したのも、初めてRecitativo seccoの鍵盤奏者を担ったのも、そしてMSJで最初にCD録音させて頂いたのも全てCosiでした。人生の様々な節目にあったこの作品に敬愛を持って弾きたいです。

宮本益光さんについて一言お願いします。

山口:時折笑っている益光さまの背景にW.A.Mozartさまがいる様に感じるのは私の眩暈?
Don Giovanniの様に魅力的で、Papagenoの様に愛に溢れた素晴らしい歌手である益光さまに出会えて今日がある事を心より感謝してます。