浦安音楽ホール

J:COM浦安音楽ホールは、生音の響きを重視し、クラシックを中心とした
音楽を楽しむことができる本格的なコンサートホールです。

オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』ダンサー

              キャストリレーインタビュー第9弾最終回

            石塚紫音莉(ダンサー・デスピーナ役アンダースタディ)

ーーーーーー今回オーディションに応募した動機や理由をお聞かせください。

石塚:今回はMSJのメンバーでもあり、私の師匠でもある鵜木絵里先生の推薦枠としてデスピーナのオーディションを受けさせていただきました。
モーツァルトのオペラの中でもこの演目、そしてデスピーナが好きで、先生からご連絡をいただいた際には即答で「オーディション受けます!」とお返事いたしました。

 

ーーーーーー座右の銘、好きなこと、好きなもの、自慢できること、苦手なこと、声楽を目指したきっかけ、オペラ歌手になってよかったこと、逆に苦労していること、どんなオペラ歌手になりたい、等々お聞かせください。

石塚:クレヨンしんちゃんとプーさんが好きです。そして、クレヨンしんちゃんの声真似ができます!
声楽を目指したきっかけは、高校1年生のとき、4歳より所属している合唱団のピアニストの先生に「音大行かない?」と勧められたのがきっかけです。それまでは4歳から日本舞踊を習っていたので、日本舞踊の先生になることが夢でした。ですが、結局1年次から音大へは行かず、幼児教育保育科に進学し、保育士を1年経て、3年次編入という形で憧れの音大へ進学し、今に至ります。
今は大好きな歌を思う存分歌える恵まれた環境で、プロのオペラ歌手を目指し勉強中です。身長は145cmしかありませんが、それを感じさせないくらい明るくパワフルに歌える歌手になりたいです!

ーーーーーーあなたが演じる役についてどのようにお感じになりますか。
・共感が持てる、わかる気がする、自分とは正反対、持ち役としてずっと歌っていきたい、等々自由にお聞かせください。

石塚:今回はダンサーとしての役ですが、デスピーナのアンダースタディとして答えるならば…
デスピーナのような女性になりたいなと思います。一言で表すなら“強い女性”だからではないでしょうか。沢山人生経験をしてきたからこそお嬢様2人にも上から目線で強いハートを持ってお話できるその強さが私にも欲しいなと思います。そして、今後デスピーナを持ち役としてずっと歌っていけるように日々精進してまいりたいと思います!
ダンサーとしては、物語を全て理解していなければ無意味な存在になってしまうと思います。いつもは歌で表現しているものを身体で表現しなければならないので、言葉がない分、身体全身を使って思い切り表現していきたいです。

ーーーーーー今回の舞台への意気込み、抱負をお聞かせください。

石塚:大好きなこの演目を素晴らしいキャストの方々とご一緒できること、どのようなオペラになるのか楽しみで仕方がありません。また、憧れのMSJの舞台に立てることが何より嬉しいです。大好きなモーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」を面白くお届けできるように頑張ります!

ーーーーーー最後に、宮本益光さんについて一言お願いします。

石塚:今まで舞台上でしか拝見したことがなかった方とご一緒の舞台に立てることがまだ夢なのではないかと思っています。明るくパワフルで憧れの存在である益光さんと楽しく面白く素敵な舞台を作れるよう、私も益光さん以上に音楽を楽しんでいきたいです!

 

 

                  沼田来蕗(ダンサー)

ーーーーーー簡単に自己紹介してください。

沼田:沼田来蕗(ぬまたいぶき)と申します。普段はミュージカルを中心に大学で勉強しておりまして、近くにありながらもオペラとは無縁な人生を送っておりました。ひょんなことから宮本さん演出のフィガロの結婚に出演させていただき、オペラって楽しいとなっているところです。また新しい作品に触れられる機会をいただけて、うれしいかぎりです。

ーーーーーーあなたが演じるダンサーについてお聞かせください。

沼田:ダンサー、アクターと言ったところで、素晴らしい歌い手の皆様の援護射撃隊というか、ちょっかい出す人達というか、そんな感じになると聞いております。身体のストレッチと顔のストレッチを欠かさずやっていかなければと思っているところです。

 

ーーーーーー今回の舞台への意気込み、抱負をお聞かせください。

沼田:僕自身がオペラ初心者なので、なかなか舞台を見ない方にも伝わるよう表現を楽しく、元気に頑張りたいです!

 

ーーーーーー最後に、宮本益光さんについてひと言お願いします。コメントしてください。

沼田:クールな印象でしたが、頭の中がとてもクリエイティブでユニークな方でした。翻訳字幕がどうなるのか、既に楽しみです。