8/17公演
★ドン・バジリオ/ドン・クルツィオ★
栗田宰早
ーー簡単に自己紹介してください。
栗田:テノールの栗田宰早です。MSJさんの公演や、前回のMSJ miniの公演を拝見させて頂き、自分もこの世界に飛び込んでみたい!と思い、今回オーディションを受けさせて頂きました。
僕が声楽家を目指したルーツは、今回別組で共演させていただく宮本益光さんのリサイタルに小学生の時ボーイソプラノソロで立たせてもらったことでした。あれから20年以上、ようやくここまでたどり着きました!
ーーあなたが演じる役についてどのようにお感じになりますか。
栗田:バジリオはいわゆる日和見主義で、自分にとってどちらが有利なのかを飄々としながらもじっと伺っている人物だと思っています。僕はあまり利口な方の人間ではないので、こういった人物を演じるのはとても楽しいです!
そしてクルツィオは本人は大真面目なのに人前で話そうとするとどもってしまう、口が頭についてこないタイプの人物。僕も人前で話す場面になると挙動不審になって必ずどこか噛んでしまうので、共感をもって演じられます(笑)
ーー今回の舞台への意気込み、抱負をお聞かせください。
栗田: 今回のキャスティングは自分にとって本当にすごい人達で、今からとても緊張しています。ですが、邪魔にならないようにではなく、おこがましくはありますが、胸を張って並び立てるように一生懸命に取り掛からせて頂こうと思います。
ーー最後に、宮本益光さんについてひと言コメントして下さい。
栗田:冒頭に書きました通り、幼かった自分に歌の楽しさを教えていただいた方と今回同じ舞台に立たせていただけることをとても嬉しく思います。恥ずかしくないよう、精一杯やらせて頂きます!